2017.9.28

森の中、自然の中で暮らすことを夢想する。水や冷気や夏の日差しが友ともなり、敵ともなるだろう。そこでは保つということが労力になるだろう。消費ではなく吸収されていく輪廻。胃袋から大きな胃袋へ。時間と親しくなり、友人たちと本当に結びつき、約束を疎かにする。減らせるものはどんどん減らし、自分を亡くし、自分の中の他人をも亡くし、周りのことだけを自分の中に吹き抜けさせる。風通しを良くし、存分に寒々しく、心細くなり、固く握り締めた自分を解いて、裏口から放っておけ。

Ken Matsuda2017.9.28