2016.4.27

仕事から帰って、すぐ寝るつもりが、昼過ぎまでなんだかんだ起きてしまった。3時間寝て、用意をした後、1人先にスタジオに入る。すぐにギターのレコーディングを始められるよう用意をして、細かな調整をした。1時間後にトムが来て、「荒れ狂う馬のように」の新たなデモを持ってきていたのでそれを聴いてみる。話し合って、今回はこれまでのアレンジで行くことにし、ギターを録り始めた。

ガイドギターとガイドボーカルは前回のレコーディングの時に録ってあったので、今回はトムのバッキングギター1本に、リードギターとそのオーバーダブの計3本と、松田のバッキングギターと、シンセ的なコードとメロディーのギターの2本を録音した。アンプはVox、ギターはテレキャスターを使った。Voxのリバーブと、マクソンのディレイが澄んだ空気感を作り、Vox自身の自然な歪みで、演奏は自然と繊細に、間をとりながら行うようになった。これに後アコースティックギターと、カントリー風ドラム、ベース、タンバリン、ボーカルに、コーラスを録音すれば完成だ。前回この曲の録音を試みた時は、マーシャルにレスポールを使って音作りをしたが、マイクに乗った音は、曇っていて、出したい雰囲気とは離れていて、満足いかず、失意の中終わった。今回は思った以上に良くできて、とても自然で、控えめで、情緒豊かなものになったので、2人とも満足した。これからリズムをどういう音で、どういう雰囲気で録るのかによって、この雰囲気が良くもなり、別のものに変わりもするだろう。ドラムはもっと練習しなければならない。今日イメージが掴めたため、更にそれを確かなものにしようと思う。

今日は夜のレコーディングと、他に大きな出来事は、久しぶりに車を借りて、そこでmixした音源を流してみたら、イメージしたのとはズレていたことにショックを受けたこと。また、久しぶりに1stの音源を聴いてみたら、そのmixや演奏、ボーカルの、技術や、音作りの拙さにショックを受けたこと。それらがわかるというのは成長したということだが、何が良くて、何が足りていないのか、見え過ぎてしまった為に、それに気付いた後は自信を失いかけた。だがその後のレコーディングによって過去の自分とは違っていることを実感し、そこから抜け出すことができた。スタジオの帰りの、駐車場までの途上、色々と迷っているのは、殆どがそれに値しないことだなと思った。そこまで誰も求めていないだろう。だからもっと自由に、過去ではなく未来に向けて動けばいいんだと思った。早くこのアルバムを作って、次のアルバムに取り掛かりたい。

Ken Matsuda2016.4.27