2016.3.26

朝起きて仕事に行く。夕方から金山の路上で声が枯れるまで弾き語りをする。周りはアンプを使っていて、僕は自分の演奏の音さえ聞こえないくらいとても煩い。休みなく歌い続けて声が枯れた後に、鶴舞に行って、ラップのフリースタイルをしている集団のところに行き、その様子を見ていた。とても技術も情熱もある人たちで、ヘトヘトだったのが、段々と元気になっていった。帰りの電車の中で、席に座るととても眠く、すぐに寝てしまいそうだったけれど、また寝過ごしてしまうかもしれないと思いながら、何とか眠らずに赤池まで帰り着いた。

ラップをしている人たちは大仰な身振りで、身体全身でラップをしていた。打ち込みをしている人たちも、パッドやノブを触るときに、ある決まった動きをする。フォームみたいなものがある。それらを見ていて、何でそんな動きをするのだろう、何かのモノマネなのじゃないかと思っていたけれど、今日、全身でラップをする彼らを見て、全身で表現することで、彼らはこういう動きをするし、全身で表現する為にはこれは必要なことで、全身で表現しなければ彼らはそういうラップはできないのだろうと思った。身体表現。芸術は身体表現であるという言葉を聞いたことがある。意味はまだ僕にはわかっていないが、ラップをする人も、打ち込みをする人も、身体で表現しているということはわかる。僕は全身で表現しているだろうか。

Ken Matsuda2016.3.26