2016.2.25

休み。今日から三日間で、体調を戻すとともに、気持ちも新たなスタートを切る為に準備しなければならない。ここのところ、今の心身の状態が始まったのがいつだったのか、飛行機が空港に近づき、車輪を出し、地面へと触れる瞬間、揺れる機体。空から見た日本の、海と、木々、それと明かりの灯った都市、人々のいるところ、のコントラストが美しかった。それとそこには何かしらの秩序がみられた。みられ過ぎたといえるかもしれない。地面に近づくにつれ、僕はとても嫌な気持ちを抱いていた。地面に触れたら最後。それまでの旅行はただの旅行になってしまう。それは特別な時間としてしか生き残れない。こことは違う、まるで関係のない人生を歩んでいる人たち。彼らは観光客用の見世物でしかない。ここでは、当たり前が強すぎて、何の疑問も持てなくなる。それがなんなのか。自分にとってこれがどうなのか。空港の荷物の受け取り場では赤ら顔の中年が怒鳴っていた。途端に粋がり、太々しくなる人たち。バカになる。鼻について仕方がない。飛行機の中で、地面に近づくにつれて感じていたこと。それが尾を引いている。これが嫌な感情なのだろうか?これが嫌な感情で、本来はここは清浄な空気が流れているとでも?これが嫌なもの?どれが?

Ken Matsuda2016.2.25