2016.12.29

自分のこれまで書いたものを読むと、物凄くバカなことが書いてある。本当に誰の為に書いているのかわからないくらいに、誰にも伝えようとしていない、自己満足な文章がある。細かいところを直さないで、自分で書きながらこれは違うなと思ったものを、そう思いながら書いているものがある。

今日も相手をバカにせずにはいられない自分がいた。相手の反応を予想し、その通りだと、そしてその相手が自分と競い合っている相手だと尚更、相手を侮り、段々と退屈で苦痛になってくる。

相手もそうだったのかもしれない。あの苦痛はお互いの共感できていたものなのかもしれない。

人の性質を見るのが好きで、人を分類し、一人一人見下さなければ安心できない性格をしている。

こうして書いている最中も、一度浮かんだ言葉ではなく、別のそれより格好の良い言葉が思い浮かぶと、そちらに書き直してしまう。そしてそれは余計に文をわからなくさせる。そうだとしてもそうする。

これまでの書いてきたことや、書いてきたというその事実に対して、時に積極的になり、時に鬱陶しく感じたものだった。誰がこれを読んで、何か思う人がいるのか?

音楽で自分の曲をやっても、それを伝え切れているという自信もなければ、例え伝え切れたとしても、それを受け止められる人はいないのじゃないかと思えてならない。

基本僕の音楽は頭の中でできたものだ。それが短所でもあり、それ故纏りと、現実に縛られない世界には長所と呼んで良いものがあると思う。だが自分1人で自分を説得するのも、段々と難しく、そして単調になってきた。

バンドや音楽で上手くいっていると感じている人は、何か勘違いをしているように思う。勘違いを勘違いのままに、皆んなと共有して、いつしかそれが本物だったことになる。でもそれは本当じゃない。

音楽それ自体に大した価値は無い。やっぱり人間の心を震わせるのは、人間の心しかない。日常から非日常まで、現実から幻想まで、あらゆることは、それを伝える為にある。音楽という枠に囚われていると、そこに心が見えなくなってくる。

 

鍵盤を弾いた。できるだけ沢山。

書くこと以外に、やることがなくなってきている。

 

Ken Matsuda2016.12.29